APとは ー撮影期間中ー

job

こんにちは、映像業界(ドラマ)で働いているこっちゃんです。

今回はAPの撮影期間中の仕事内容について書いていこうと思います。

前回の撮影準備期間中の仕事内容についてはこちらの記事をご覧ください^ ^

準備期間中のAPの仕事内容

撮影期間中の主な業務内容は俳優部のアテンド・ロケ打ち・撮影中の俳優部のケア・誕生日プレゼントの用意、お祝いの段取りを組む・クランクアップの花の発注・打ち上げの準備・当日の進行などです。

それでは詳しく書いていきます。

・俳優部のアテンド

撮影前の支度の時間に合わせて俳優部は支度場に来ます。その時に駐車場や建物の入り口・トイレ、喫煙所の場所などを案内します。

ベテラン俳優の方は自走(マネージャーではなく俳優本人が自分で運転して撮影現場に来ること)で来ることは多いので、支度場に駐車場がない場合は事前にコインパーキングに停めてから来てもらうようにマネージャーに連絡したりします。

もちろん電車で来る俳優もいるので、支度場が駅から遠い場合は制作の車両で駅に迎えに行きます。

最近は緑ナンバーの車両じゃないと俳優を乗せられないという決まりを定めている制作会社が多い気がします。

またドラマの撮影は1日の撮影で撮影場所を移動して複数の場所で撮影することが多いです。

その時の俳優の動きなども案内します。

車がない俳優は制作のバスに乗って一緒に移動してもらったり、移動と休憩時間(昼食休憩・夕食休憩)が一緒になっている場合は移動の前にお弁当を渡したりなどします。

ちなみにこれを移動飯と言います。

支度場に入ったらまず着替え場所に案内して衣装に着替えてもらいます。

その後メイクの場所に案内し、メイクをしてもらいます。

支度が終わったら待機部屋に案内して撮影が始まるまで待ってもらいます。

撮影が終わったらメイクを落としたり、衣装から自分の服に着替えます。

これをバラシと言います。

支度場が撮影現場と離れていたり、支度場を撮影終わりまで借りれなかった場合はマイクロバスでバラシをしたりします。

マイクロバスには窓全てにカーテンがついているので、外から見えないようにすることができます。

・ロケ打ち

撮影にはスケジュールが出ます。

これはスケジューラーという役職の人が作成してくれます。

スケジュールには総合スケジュールと日々スケジュールの2種類あります。

総合スケジュールとは大まかにこの日に何話の何シーンを撮るというのが記載されています。

スタッフはこのスケジュールを見て準備を進めていきます。

俳優はこの総合スケジュールを見てこの日にこのシーンを撮るからこのシーンのセリフを覚える、というようにしているそうです!

もう一つの日々スケジュールというのは一日の流れが記載されているスケジュールのことです。

どのこシーンを何分でとるなど、日々スケジュールには分刻みで記載しています。

休憩時間が何分なども書かれています。

このスケジュールは前日に決定のスケジュールが出るのですが、事前に出る仮スケジュールでロケ打ちという打ち合わせをします。

この打ち合わせにはAP・制作部・助監督・スケジューラーが参加します。

このロケ打ちでAPは俳優の動きなどを共有します。

この打ち合わせがないと撮影当日ばたつくので必ず必要と言っても過言ではないです!

・撮影中の俳優部のケア

撮影中に俳優に水を渡したり、外で撮影の場合は夏は日傘をさしたりハンディファンで涼んでもらったりします。夏場はとっても大変です、、、

俳優が汗をかいて衣装に汗染みができると衣装部が大変ですし、顔に汗をかくとメイクが崩れるのでAPは俳優ができるだけ涼めるように動きます。

現場にマネージャーが来てくれる俳優のケアはマネージャーと協力して行います。

冬場もやることはたくさんあります!

ヒーターで温めたり、湯たんぽを渡したり、夏は水を渡すのですが、冬は白湯を渡したりします。

冬は支度の段階でカイロをインナーにたくさん貼ってもらったりもします。

俳優は夏に冬服、冬に夏服を着ることもたくさんあるので本当に大変だなと思います。

俳優部ができるだけ不快にならず芝居ができるようにAPは頑張ってケアをします!

・誕生日プレゼントの用意、お祝いの段取りを組む

撮影期間中に誕生日を迎える俳優がいれば誕生日をお祝いします。

番組公式SNSなどでお祝いの動画がアップされていたりしますよね!

誕生日前後のどの日にお祝いをするかをまず決めます。

スケジュールを見て、誕生日が近い日や他の俳優がたくさんいるシーンを選んでプロデューサー・スケジューラー・助監督に相談して日程を決めます。

重いシーン(誕生日をお祝いするような雰囲気でないシーン)は避けて選びます。

日程とどのシーンでお祝いするかを決めたらスタッフ全員に共有します。

最近はスタッフ全員が入ったライングループがあることが多いのでそこにラインをしたりします。

写真を撮るときに照明部が照明をあててくれたりするので、照明部さんには感謝です!!

プレゼントもAPが購入します。

まずプロデューサーに予算を確認し、プレゼントを探します。

ネットや俳優のホームページ、インスタなどを見て好きなものがあるか探ります。

なかなか見つからない場合はマネージャーに最近ハマっているものや好きなものを聞いてプレゼントを決めます。

プレゼントではなく、誕生日ケーキだった場合はとても大変です。

現場にケーキを保管できる冷蔵庫はあるかをまず確認し、現場の近くのケーキ屋を探します。

ケーキ屋に予算とイメージを伝えて作ってもらいます。

現場途中でケーキを取りに行ったり、現場に配送してもらったりします。

お祝いした後はケーキを切り分けて休憩時間などに食べてもらいます。

ちなみにケーキを用意するかはプロデューサーの判断です。

誕生日が多い俳優がいる作品は大変です。

以前学園ドラマをやった時は3ヶ月半ほどの撮影の中でケーキを10個くらい発注しました!

・クランクアップの花の発注

クランクアップの時にお花を用意する番組がほとんどだと思います。

この花束の発注もAPがしています。

予算をプロデューサーと決めて、俳優のイメージに合わせて色を決めて発注します。

私はインスタに写真が上がった時に色が被らないように色を決めています。

ドラマの花束をよくしている花屋さんもあって、比較的安い金額で素敵な花束を作ってくれます!

現場の近くの花屋に発注することもあります。

花屋を探してイメージを伝えて作ってもらい、現場中に花を取りにいきます。

花束を誰から渡すのか(監督・主演・プロデューサー)をプロデューサーと相談して、当日渡して欲しいと事前に伝えます。

花束の発注はケーキの発注と似ている気がします!

ちなみに花屋にこんな感じで作って欲しいというとき伝えることは渡す俳優の年代、女性・男性、使って欲しい花の色などです。

ラッピングやリボンの色を指定する場合もあります!

・打ち上げの準備・当日の進行

全ての撮影が終了したら打ち上げを行うことが多いです。

日程はプロデューサーが決めることが多い気がします。

スタッフ・俳優・マネージャーの参加人数を確認し、お店を決めます。

お店が決まったら下見をしにいきます。

下見では喫煙所・トイレ・動線・料理やドリンクの出す順番・マイクが使えるかなどを確認します。

お店によってはお店のスタッフの方が利用する裏動線を使わせてもらうこともあります。

打ち上げの案内を作成しスタッフ・マネージャーに連絡します。

打ち上げ当日は現場と同じように俳優・スタッフを案内します。

打ち上げでは監督・プロデューサー・俳優がスピーチ的に話す時間があるので、マイクを渡したり、次話す人に声をかけたりして進行していきます。

なのでAPは打ち上げはもてなす側なのでバリバリ仕事モードです!

最近はお店じゃなくて局の食堂などで行うことも増えてきた印象です。

ビンゴなども私はやったことがないです、昔はよくやっていたそうです、羨ましい、、、

撮影期間中のAPの業務内容はこんな感じでしょうか。

割愛している部分もありますが、APは基本的に段取りを組んだり、根回ししたりして撮影が無事に進むように動いていきます。

少しでも皆さんにAPの仕事について知ってもらえたら嬉しいです^ ^

ではこの辺で!

コメント

タイトルとURLをコピーしました