こんにちは、映像業界(ドラマ)で働いているこっちゃんです。
今回はドラマの業界の1年間の働き方と労働環境について書いていこうと思います。
前回の記事で女性は仕事を続けづらいんじゃないかという記事を書いたのですが、皆さんがドラマの仕事をしていたらどうか想像しながら読んでみていただけると嬉しいです。
まず1年の働き方ですが、ドラマは1年間でドラマを2作品制作することが多いです。
主に準備期間が約2ヶ月、撮影期間が約3ヶ月です。
この期間は作品によって変わり、深夜ドラマの撮影期間は約2ヶ月、ゴールデン帯のドラマの撮影期間は約3〜4ヶ月くらいと変わってきます。
配信などのドラマは予算が多いことがあるため、期間はもっと増えます。
私の1月期と7月期のドラマを担当する場合の1年間のざっくりのスケジュールは以下です。
9月の途中〜11月 1月期のドラマの準備期間
11月〜2月 ドラマ撮影
休みを挟んで次の作品へ!
4月の途中〜6月 7月期のドラマの準備期間
6月〜9月上旬 ドラマ撮影
休みを挟んで次の作品へ!
こんな感じです。
ドラマは放送の1ヶ月前から撮影を始めることが多いです。
それ以外には早撮りといって、冬のドラマを夏に撮ったり、冬のドラマを春に撮ったりすることもあります。
これはだいたい俳優のスケジュールが関係しています。
準備期間は結構余裕があって、普通の会社員より緩めな日々な気がします。
11時に出勤して18時に帰ったりします。
忙しくなってくるのはだいたいクランクイン(撮影が始まる日)の1ヶ月前くらいからです。
忙しくなってからは終電近くまで仕事をしている人もいます。
基本的に夜型の人が多く、朝早くから働くというより、昼前くらいから夜遅くまで働くことが多いです。
私自身は朝方なので、朝早くから働いて夕方くらいには帰りたい派なのですが、上司や他の部署の人たちが夜型なので、必然的に夜型のように働いています。
クランクインが近づくにつれて公式行事が多くなります。
公式行事とは衣装合わせ(キャストの衣装鞄など、髪型を決める)や本読み(キャストが集まって台本の読み合わせをする)、打ち合わせのことをいいます。
打ち合わせも種類がたくさんあり、衣装打ち、美打ち、セット打ち、CG打ち、本打ちなどなど、たくさんあります。
衣装打ちとは
衣装、鞄などの持ち道具、髪型の方向性を事前にスタッフと監督ですり合わせをする(監督、助監督、AP、プロデューサー、スタンバイ部が参加)
美打ちとは
台本をもとに不明点や疑問点を監督を中心に話して決める(撮影現場にいる全部署参加!技術部は技師のみ参加)
セット打ち
どのシーンをセットにするかなどを話し合う(プロデューサー、美術部などが参加)
セットはロケよりもお金がかからないので、セットを多くすると予算が浮きます。
本打ち
台本になる前の脚本をもとに話し合って直していく(脚本家、プロデューサー、監督)
撮影が始まると急激に忙しくなります!
朝は早く、1番早い時間は5:45に新宿や渋谷に集合してマイクロバスなどで撮影現場には出発します。
それより早い時間だとスタッフはタクシーで新宿、渋谷に向かいます。
終わりの時間も遅く、終わり時間は様々です。
20時に終わったり、23時に終わったり、時には24時を回ることもあります。
終電がなくなるまで撮影をした場合はマイクロバスで新宿、渋谷に帰り、そこからタクシーで帰ります。
スタッフの最寄り駅を聞いて住んでいるところが近い人を同士を同じタクシーにします。
これは制作部が乗合いを決めてくれます。
またタクシーを使う場合はタクチケという券を使います。
これは局が出してくれて、費用は局が持ちます。
ただ局が出しても、制作会社が出しても出るお金は変わらないので、できるだけ終電に間に合うようにスケジュールを組んでくれます。
撮影が休みの日はだいたい1ヶ月に8回くらいでスケジューラーがたてたスケジュールをもとに撮影を進めていきます。
撮影スケジュールは俳優部のスケジュールやロケ地のスケジュール、天気などで変動します。
休みの日もなかなかわからないことがあり、例えば雨天予備日というのがあって、外で撮影予定だったけど雨が降ってしまった場合は別の日に撮影して、その日は休みになったりします。
なので予定は立てにくいです、、、
また1日で撮る予定だったシーンが撮りきれなかった場合は休みの日に撮影したりします。
撮影が休みの日には衣装合わせが入ったり、打ち合わせが入ったりします。
こんな感じの生活を約3ヶ月くらいつづけてクランクアップ(撮影が終了する日)を目指します。
撮影が終わると私の会社ではどかっと休みをもらえます。
約2週間くらいです。
この長い休みの間に旅行に行ったり帰省したりする人もたくさんいます。
フリーランスの人は作品と作品の間の期間は自分で決められるので、次の作品にすぐにいく人や、1ヶ月くらい長く休む人もいます。
休みが明けたらまた次の作品の準備に入ります。
編集がある人(監督、プロデューサー、編集部、仕上げ担当)はまた別の動きになります。
撮影期間はハードで大変ですが、日々楽しいこともあります!
私は一回ドラマの仕事を辞めて、また戻ってきた身なのですが、最初は憧れの仕事だったけど撮影がハードすぎて落差がすごく辞めてしまったので、この仕事を目指している人は憧れだけではなく、現実も見ながら仕事に就いてもらった方がいいかと思います。
でも現実は置いておいてやってみたいという思いで飛び込んでみるのもいいと思います!
こんな感じの働き方はまだ若い方がやっていけると思うので!
でもベテランの人もたくさんいるので、慣れてくるものなのかなとも思います。
慣れてくるというよりは、これが普通と思ってくる。の方が正しいかもしれないです、、、
一度きりの人生です。でも体は壊さないように。
ドラマの仕事に就こうかと思っている人に届けば嬉しいです^ ^
ではこの辺で!


コメント